サラリーマン心理カウンセラーの日記

心理カウンセラーが語る 日々輝きながら働くための処方箋 しんどくなったら、大きく深呼吸してみよう

助けて〜 会社員45歳の悲鳴!

こんにちは。

サラリーマン心理カウンセラーです。

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Fさんは技術系で働く45歳の男性

その上司は一年前に転勤してきた40歳の課長Gさん。

 

Fさんはそれまでの経験や専門知識を生かして、部品メーカーとも調整するなどして問題解決していました。

 

そしてGさんが新しく上司となったこともあり、それまで以上に残業を行い、外から見ても頑張っているということがわかりました。

 

しかし3年くらい経った頃事件が発生したのです。

Fさんが「もう耐えられない」と言って、部屋から走って出て行ったのです。

そしてG課長の上司である部長のところに行き、

「もうこの上司の下では仕事ができない」と言って泣き出したのです。

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大の男がはばかることなく涙を流すものですから、周りの部長や集まった人事責任者もまずは落ち着かせることに必死で、詳細は後日両人や同僚から聞き取りすることになりました。

 

Fさんの言い分

 ・時によって意見が違う

    →何をすればいいかわからないし

        指示通りしても否定される

 ・朝から電話で状況を確認される

     →いつも監視されているような気がする

 ・期限に間に合わないので残業するというと

     拒否される

     →仕事が溜まって益々詰めがきつくなる

 

本人から直接カウンセリングしてはいませんので、

具体的に何がどのように絡まってしまったのかわかりませんしその事象をどのように受け止めたのか、

わかりませんので何も言えませんが、最終的に2ヶ月後上司は別の事業所に転勤となり、一件落着?したようになりました。

 

しかし後で聞くと、Fさんについては5年前くらいにもストレスで、

会社を一年間休養していたようです。

そして会社復帰したのですが、上司が変わり、考え方や仕事の進め方が変わる中でストレスを感じるようになりそれがピークに達したというものです。

 

起きた事象に対してはFさん、Gさん、職場、会社、色々な問題や課題があると思っていますが、

本人からは中々口に出していうことはできません。

特に真面目で几帳面な性格であればあるほど難しいのが現実問題であると思います。

 

いかに同僚や職場で早くその兆候を掴んで、ケアできるかということが重要であると思います。