サラリーマン心理カウンセラーの日記

心理カウンセラーが語る 日々輝きながら働くための処方箋 しんどくなったら、大きく深呼吸してみよう

今、あなたアップセットしてませんか?

こんにちは!

サラリーマン心理カウンセラーです。

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お盆休みも終わってまたいつもの生活パターンに戻ろうとしていますが、いかがですか?

特に長期の休みの後は気合を入れるっていうのもありですが、個人的にはスロースタートが大切かなと思います。

事故が多かったりミスが出やすいのもこのころです。

残業もやめて早く帰りましょう。

 

そんなある日(ではありませんが)

    ー   出勤中、急に電車が止まりました。

一向に動く気配はありません。

今日は朝9時から、どうしてもはずせない

大切な会議がありますが、

車内放送では現在状況調べています。

「しばらくお待ちください」と

繰り返すばかりです。

 

このような時、多くの人は

まず「会社に遅れたらどうしよう」

「重要な会議があるのにどうしよう」と

おろおろしてしまうのではないでしょうか。

そしてこれは、自然に沸き起こってくる、

いわゆる普通の感情です。

 

しかし、このおろおろしてる状態というのは、

今やるべきことではないことに

意識がいっているということであり、

その間は適切な判断を下すことが

できないという事でもあります。

どうしようどうしようと思っている間に

ただ時間が過ぎていくだけで、

電車が止まって会社に行けないという

現実の状況に適切に対応することが

できなくなっているのです。

 

その結果、駅員に「どうなってるんだ!」

と詰めよったり、真面目に対応している

駅員に向かって「ふざけるな」と

怒ってしまったりといった

行動をとってしまう人もいるかもしれません。

 

適切な判断を下さないばかりか、

駅員が引き起こした事故でもないのに

駅員に対して腹を立ったり、

それによって駅員が適切な対処をする時間を

妨げている可能性もあるのです。

 

このように、自然に沸き起こってくる感情に

振り回されて適切な判断ができなくなったり、

現実にあることが見えなくなったり

している状態を「アップセット」している

といいます。

 

アップセットとは辞書で行くと

「気が動転する、狼狽する、うろたえる」

などの意味があります。

 

また、自分が予測しないことをや

計画していないことが起きたときに

自分の感情に振り回されて

適切な判断ができない状態を

アップセットしているといいます。

 

 

感情に振り回されている時は

誰しもが冷静な対応することが

できなくなります。

アップセットしたままでは

物事を対処するにあたって

効果的な行動ができなくなるのです。

 

ですから、

今、自分が「アップセット」

していないか、普段から意識して

気づくようにすれば

適切に対応ができるようになるのです。

 

やり方は簡単です。第三者のように

自分の行動や感情を俯瞰して見る感覚です。

そのことで冷静になり的確な

判断ができるようになります。

 

普段からこんなトレーニングをしてみてはいかがですか?