サラリーマン心理カウンセラーの日記

心理カウンセラーが語る 日々輝きながら働くための処方箋 しんどくなったら、大きく深呼吸してみよう

できる部下を育てる。上司の陥る3つの罠!

こんにちは!

サラリーマン心理カウンセラーです。

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今日は上司が部下を育てるときの

ポイントについて考えたいと思います。

 

仕事の「できる人」は物事を判断するとき、

自分自身を基準にしがちです。

おそらくあなたがこれまでやってきた

方法であれば他人にもできないはずがない

とかこれだけ丁寧に説明したのだから

理解しているはずだ。と

このように考えることはないでしょうか?

 

「できる人」には陥りやすい罠があると

言われています。

 

1つは「頑張るからこそ成長する」という思い込み。

 

2つめは自分の成功体験を押し付けること。

今までの経験から得た成功の方程式をいくつも持っています。

しかし、こうした方程式が部下の意欲を喚起するとは限りません。

人の行動を促すためには、その人なりの「動機」が必要なのです。

 

3つ目は、能力や意欲、忠誠心の高さが仇となること。

成功体験を多く持っている人は、

仕事の過程で辛いことがあっても、

最後の達成感や、貢献することの

喜びを知っているので、

耐えることができるのです。

 

ところが、そのような経験がない人は、そこまでしんどい思いをして仕事をする必要はないだろうとか、サービス残業や休出している様子を見て、「あんな風になりたくない」と思っているかもしれません。

 

成功体験を築いてきた「できる人」の

プラス面が、実は「罠」そのものだったと

いうことかもしれません。

 

例えば部下に対して、

「チャレンジ精神がないやつだ」とか

「部下にいくら説明しても理解してくれない」、

「仕事に対する責任感がない」などと

不満を感じたときには、

「罠」に陥っているかもしれません。

 

そんな風に思うのは自分を基準として

部下を見ているからです。

上司にとって当たり前なことであっても、

それを誰もが「当たり前」とは

感じているとは限らないのです。