サラリーマン心理カウンセラーの日記

心理カウンセラーが語る 日々輝きながら働くための処方箋 しんどくなったら、大きく深呼吸してみよう

計算するモチベーション やる気の方程式

こんにちは!

サラリーマン心理カウンセラーです。

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「若い社員のモチベーションが低くって」と

嘆く中間管理職のなんと多いことか。

仕事に対する考え方が違うからとか

時代が違うからって思っていませんか?

 

また自分自身も中々、

モチベーション上がらなくって!

と思っている方も

いらっしゃるかもしれません。

 

人間のモチベーションについて

体系を理論化したアメリカの心理学者に

ジョン・アトキンソンがいます。

 

彼は、モチベーション

成功したいという「成功接近傾向」と失敗したくないという「失敗回避傾向」の引き算と

表しました。

つまり、

 

モチベーション=成功達成傾向引ー失敗回避傾向

 

です。

 

さらに、

 

本人の「やらなくてはならない」という

動機の強さ、

「自分にできそうか」という

「成功する見込み」=成功確率

そして「成功するときの魅力、価値」=報酬の3つの関係で表される。

 

つまり

モチベーション=動機×成功確率×報酬

 

であると言っています。

 

例えば、成功の見込みが

高い易しい課題の場合には、

達成しても大きな満足感は

得られないでしょうし、

逆に、成功の見込みが低い難しい課題では、

達成したときには

大きな満足感を得ることができると

考えられます。

 

またこの期待確率を50%くらいに

設定すると良いと言われています。

つまり簡単でも難しくても

ダメということです。

 

そして、よくみると掛け算ですから、1つでも0ゼロならば、モチベーションは

上がらないということです。

 

新人や部下に仕事を与える際には、

このようなことを考慮して、

本人のモチベーションをあげるように

仕事を与えるようにすると

本人達も最高のパフォーマンスを

見せてくれるかもしれません。