サラリーマン心理カウンセラーの日記

心理カウンセラーが語る 日々輝きながら働くための処方箋 しんどくなったら、大きく深呼吸してみよう

燃え尽きてしまう前に!

こんにちは!

サラリーマン心理カウンセラーです。

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「できる部下」になり始めた人は、

時として意欲的になりすぎ、

仕事を抱え込むことがあります。

 

しかし、やる気だけで業務の遂行は

できません。

 

時間管理や折衝能力も必要に

なってくるでしょう。

 

やる気だけで乗り切ろうとすると、

大きな挫折感を抱いて

燃え尽きてしまうことも。

 

いわゆる燃え尽き症候群です。

 

意欲に満ちあふれていた人が,

無気力感や自己嫌悪に陥って

職場不適応や出社拒否の

兆候を表します。

 

うつ状態,偏頭痛,めまい,

自律神経失調といった

心身症の症状から始まることが

多いのも特徴です。

 

上司は部下が挫折感を抱いて

燃え尽きでしまう前に

仕事量や時間の配分などを

適宜指導していく必要があります。

 

1、やる気のままに仕事を任せていい?

部下の意欲的な態度に対して

上司はどんどん仕事を振っています。

しかし経験の浅い人が一つ一つの

仕事に要する時間を推測することは

決して簡単ではありません。

 

上司が部下にやる気を

コントロールすることを

教えなければなりません。

 

特に重要なのは時間管理の

意識づけと実践スキルです。

 

いたずらに仕事を引き受けるのではなく

「納期を交渉する」「誰かに頼む」など、

業務内容に即した対処法を考える経験を

積ませます。

 

2、仕事の優先順位はどうなっている

頼まれると断れない

傾向のある部下にも

注意が必要です。

引き受けてもらえると

助かるだけに、

裏に住む危険因子を

見逃しやすいのです。

 

今はやる気に燃えてますが

燃え尽き症候群になる

可能性があります。

 

「これは自分がやるべきこと」

「あの仕事は、少し期限を延ばしても大丈夫」「これなら人に頼んでも構わない」じる、

「無理ならば断っても良い」など、

仕事を区別して優先順位を

つけていくことの大切さを、

「伸ばす人」は理解させていきます。

 

3、目標は大きいから価値がある? 

意欲的だからこそ大きな目標が

生まれる反面、

目標と現時点での能力に開きがあると、

挫折を招くことになります。

また、目標が大きすぎると

どこから手をつけていいのかが

見えにくくなることも。

何をやっても前進しているようにも思えず

「やっぱりだめかも…」

と自信をなくしたりします。

 

このケースにおいても気になるのは

能力と目標レベルのアンバランス。

それに対して上司は目標の適正に

気づかせる対応が不十分なようです。