部下を都合よく使っていませんか? 「できる部下を育てる」
こんにちは!
サラリーマン心理カウンセラーです。
あなたは部下に仕事を指示するとき、
どんなことを考えますか?
「自分が忙しいから、代わりにやってほしい」
「とりあえず、時間の余裕がある部下にわりふればいい」
「この部下なら、何でもそつなくこなして、任せて安心だから」
これらは基本的に「伸ばす人」の発想ではないと言われています。
仕事の指示をするとき、
常に意識しておきたいことが2つあります。
1つは指示を受けて行動した後の「成果」。
2つ目は成果を出す過程(部下の行動)が部下の成長につながるかどうかの「効果」。
多くの上司は、
何らかの結果(成果)を求めて指示を出しますが、
それが相手にとって効果的か
どうかを考える機会が、
十分とはいえないようです。
その仕事の内容や指示の出し方は、
相手にとってどんな価値があるのか。
今、部下が立っている位置を考えると、
次のステップに繋がるものなのかー。
折に触れてそれを意識してあげることが、
「できる部下」を育てる基本姿勢と言えます。
成果性と効果性を共に高めることが人と組織の持続的発展をもたらす「伸ばす人」へのアプローチです。