サラリーマン心理カウンセラーの日記

心理カウンセラーが語る 日々輝きながら働くための処方箋 しんどくなったら、大きく深呼吸してみよう

否定的なことを言われるくらい部下に信頼されてみませんか?

こんにちは!サラリーマン心理カウンセラーです。

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今日の投稿は遅れてしまいました。

だからってことはないんでしょうけど、

不思議なものでこれが逆の場合、

いつも投稿されている方が

投稿されていないと、どうしたのかな?

調子が悪いのかな?

と心配するこの頃です。

もし心配されている方がいらっしゃったら、

私は大丈夫です。(笑

 

さて、職場において、

メンバーが上司のあなたに対して何か

否定的なことを言ってきたときに、

どのように反応してますか?

 

例えば「最近の課長の言い方って威圧的です」

などと言われると、

「俺だって忙しいんだ。そういう言い方にもなるよ」とツイ訳したり、

「どこが威圧的だって言うんだ。ふざけるな!」

と怒ってしまったりするかもしれません。

 

しかし、メンバーが否定的なことを

言ってきたと言う事は、

別の面から見れば

「否定的なことを言ってもこの上司だったら受け止めてくれる」という

信頼感があると思いませんか?

それぐらいあなたのことを

信頼しているからこそ、

思い切って言い難いことを

言ってくるのかもしれません。

 

このようなことを言われたときには、

ぜひ「正直に言ってくれてどうもありがとう」

と受け取ってください。

否定的なコメントも冷静に真摯に

受け止めてくれる上司に対して

ますます信頼感が増すでしょう。

 

特に勝ち負けにこだわる上司ほど、

メンバーの否定的な言葉に感情的に

反応してしまうので、要注意です。

コミニケーションは勝ち負けでは無いのです。

 

もしも納得できない内容であるならば、

「正直に言ってくれてどうもありがとう」と

受け止めた後で

「どういう言い方が威圧的に聞こえたのか教えてくれ」と

聞けばいいのです。

 

日頃あなたに対してあまり率直にものを

言わないメンバーや、よく思われようと

気をつかっているメンバーが珍しく

否定的なことを言ってきたときこそ

しっかり受け止めて

「この上司には正直に話しても大丈夫」と

いう関係を作るチャンスです。

 

そうは言ってもこういうメンバーは自分から否定的なことを言いにくい傾向がありますので、できるだけ日ごろから、「何か気になってる事はないか」「意見があったら聞かせてほしい」「自分に対して、率直なフィードバックを貸してほしいんだ」と水を向けてみることも必要です。

それでも「直接言う」ことが

難しいようでしたら「書いてもらう」と

いう方法もあります。

 

メンバーは上司を知らず知らずのうちに

試していることがあります。

「この上司にはうっかりものが言えないなぁ」

と思ってしまったら、あなたに対して

「大丈夫です。がんばります」と

いつでも耳に心地よいことばかりを

言うようになるでしょう。

 

表面的には、うまくいってるように見えて、

実は失敗を隠してしまったり、

スランプを相談せずにこじらせて

やる気を失ってしまったり、

メンタル不調が発見されにくい風土が

できてしまいます。

 

 

メンバーがあなたに対して

否定的なことを言ってきた時にはには

「やった!これくらい信頼されるなったぞ」と

むしろ喜んでください。