「ひきこもり」を正しく理解する 基礎編
こんにちは!
サラリーマン心理カウンセラーです。
今日はニュースやネットでも騒がれています「ひきこもり」です。
ひきこもりについて次のように定義されています。
それによると、仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、
6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態」を「ひきこもり」と呼んでいます。
政府は12019年度版「子ども・若者白書」の中で、自宅に半年以上閉じこもっている「ひきこもり」を初めて特集しました。
そして、40~64歳の「ひきこもり」が全国で推計61万3千人いると紹介しました。
そこでも「ひきこもり」のきっかけは「退職」が最も多く「人間関係」や「病気」もきっかけとなっています。
「ひきこもり」になった年齢は25~29歳は14.9%で60~64歳も17%となっており若年層に加えて高齢者も増えていると言う事が言えます。
人はなぜ、「ひきこもり」になるのでしょうか。
残念ながら、ひきこもりに一言でいえるような原因はないと言われています。
人は外乱である外からのストレスと
それに対処しようとするこころとのバランスが崩れた状態となりこころが不健康な状態に陥ってしまうのです。
そのアンバランスな状態が長く続けば、不安や緊張が高まったり、精神的な疲労がたまっていったりします。
さらには、会社などでの業務量や内容が異常にきついものであったり、
そこでの人間関係がきつかったりすると、
ストレスの量はさらに増えることになり本来ならストレスを回避する事ができるにもかかわらず、その力も低減し、
普段以上にストレスを感じて処理できないという状況になるのです。
それが「ひきこもり」という状態を生んでいるようです。
では「ひきこもり」になった時はどうすればいいのでしょう。
特に周りの人達、家族などが理解してあげるという事が重要です。
そして、医療機関に相談してもいいのですがハードルが高いと感じる方もいらっしゃるまもしれません。その時はカウンセラーやひきこもり支援を行うNPO団体などがありますのでまず電話で相談してみてください。
話を聞いてもらうだけでも状態を軽減することもあると言われています。
しかし状態が長引くとストレスを解消するまでにまた時間が必要となります。
周囲も、ひきこもり」を正しく理解して慌てないでまずは相談してください。