人は嘘をつく
こんにちは。
サラリーマン心理カウンセラーです。
GWには家族でキャンプされた方もいらっしゃるかもしれませんが、
疲れは取れましたでしょうか?
早く普段のペースに戻したいところです。
さて、皆さんは東野圭吾の「新参者」をご存知でしょうか?
テレビ、劇場化されていますのでみたことがあるという方も多いと思います。
昨年の1月に上演された作品のようですが「祈りの幕が下りる時」を最近になって見ることができました。
これもかなり面白く見れましたのでオススメします。
このシリーズが斬新なのは「人はなぜ嘘をつくのか」をテーマにして物語が描かれており、
事件の謎解きというよりもその間の人間関係であったり、
何故そこで嘘をついたのかつかなければならなかったのかに重きが置かれており、
その絡んだ糸をほぐすように刑事の加賀恭一郎が解き明かしていくのが面白いところです。
ところで、あるアンケートでは、1日に男性は6回、女性は3回のウソをついているという結果があるようです。
また、小さい時から「嘘はつかれません!」と教わってきました。
そして実際に人から嘘をつかれたり、嘘をついたことがわかると頭にきたり、
傷ついたりするのはわかっているのに、なぜ嘘をつくのでしょう。
人を騙して陥れるという悪意の嘘もあるでしょうが、
一般的には「お会いできて、うれしい」などの社交辞令や、
親子、兄弟、家族、親友など、
相手を思いやっての嘘。意図的に知らないふりをするとか。
上司や同僚から体調や気分を聞かれたときに「問題ないです。大丈夫です」と言ってしまうなど、
このような嘘は日常的なコミュニケーションを円滑にしているのです。
しかしこのような相手を思いやっての嘘であればいいですが、
悪意のある嘘は、
相手を傷つけ、トラブルの元になるので注意したいものです。