騙される心理
こんにちは!
サラリーマン心理カウンセラーです。
今日は詐欺の話。
以前は、よく詐欺といえば、
が多かったような感じですが、
今はやはりオレオレ詐偽に代表される
「特殊詐欺」ですね。
しかも巧妙なやり口で、
高齢者を狙ったものが
多く発生しているようです。
こういった詐偽に騙されやすい人の特徴として、次のような点が挙げられるようです
1、依頼心が強い
2、権威主義傾向が強い
3、コンプレックスが強い
4、意思が弱く、内向的
5、悲観的
しかし
最近流行りの
振り込め詐欺は、
親や祖父母のこんな気持ちに
つけこんできます。
◆息子や孫を思う「親心」につけ込む
⇒犯人の電話を息子や孫からの
電話と信じ込み、
警察官が「これは詐欺です」と
説明しても、お金を渡そうとする方が
多くいるようです
◆官公署の名前で電話して信ぴょう性を高める
⇒親に限らず、誰もが官公署の
名前を出され、親切丁寧な応対であれば、
信用して当たり前です。
◆「犯罪行為に加担したかも!」
「トラブルに巻き込まれたかも!」と
あわてさせます
⇒犯人は、言葉巧みに不安感をあおり、
「トラブルになってしまったかも!」と
あわてさせます。
そして、犯人の言葉を信じ込ませ、
解決に乗り出させようとするのです。
しかしいずれもうまく?心理状態をつき、
暗示にかかりやすい状態をつくって
騙していることは変わりません。
このように暗示にかかりやすい状態のことを
被暗示性が高いといいます。
被暗示性は、疲れていたり、
睡眠不足や二日酔いで
頭が働かなくなった時には
暗示にかかりやすいということです。
悪徳商法はや特殊詐欺と呼ばれるものは、
そういった人間の精神的・肉体的な
悩みにつけ込んだものなのです。
そのためには
「日ごろから、自分の弱点を意識しておくこと」が大事なのかもしれません。