サラリーマン心理カウンセラーの日記

心理カウンセラーが語る 日々輝きながら働くための処方箋 しんどくなったら、大きく深呼吸してみよう

価値観の違いを意識して部下を育ててますか?

こんにちは!

サラリーマン心理カウンセラーです。

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東京2020ということで、

オリンピックに向けて

盛り上がって来ています。

 

そこで活躍が期待されている選手に

スポットを当てたテレビ番組が

よく放送されています。

 

番組の中では、選手のこれまでの生い立ちや、

その種目に対する思いなどを取り上げていますが、

最初は、強い相手に負けながらも徐々に

勝つことを覚え、それがオリンピックへの

出場という形につながっていると

いうことで、

見るものを感動させてくれます。

 

このように努力の結果を出すことができた人は

その時に得た達成感が

後にまでつながっていくことが多くあります。

 

逆にできない体験を

繰り返す人(結果を出せない人)は、

挫折感や未完成感がずっと

後までついてくると考えます。

 

これは仕事も同じです。

「できるという体験」を繰り返している人は、

失敗することもあるでしょうけれども

一つ一つの実績を積み重ねるうちに

自信が生まれ、

周囲から大きな期待を受け、

その相乗効果により「できる」

ようになってくるのです。

 

ところが「できない体験」の多い人は、

自信を打ち砕かれ、

実績を積むチャンスさえ奪われてしまう

という負のスパイラルに堕ちって

しまっているかもしれません。

 

「できる人」と「できない人」の

考え方の違いは何処にあるのでしょうか?

 

自信にあふれた「できる人」は

自分が正しいという優越感を持っています。

逆に、相手が間違っていると考えがち。

 

でも、自分と対立したり、

 受け入れられない意見や考えは、

 本当に間違っているのでしょうか?

 

「できる人」が感じる

「できない人の間違い」とされる背後には、

今までの人生で築かれてきた

自己認識の違いや人生観の違い、

さらに周囲からの見られ方の違いが

あるのではないでしょうか。

 

成果を出すことに

意欲を注ぐことのできる人は

「できない人」の中に蓄積された

この違いを見落としやすいものです。

 

「伸ばす人」、平たく言えば

上司の方に欠かせないのは、

自分の価値観で判断や指示、指導を

行うのではなく、

その蓄積された違いを認識することです。

 

自分も含め、できる人とできない人との間にある

違いを受け入れることがまずは大切です。