サラリーマン心理カウンセラーの日記

心理カウンセラーが語る 日々輝きながら働くための処方箋 しんどくなったら、大きく深呼吸してみよう

着信アリ?

こんにちは。

サラリーマン心理カウンセラーです。

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携帯電話の着信音。

 

どうしていますか?

 

ポップ系、クラッシック系、ベル?

 

ミュートで着メロも聞くことがないと言う方もいらっしゃるかもしれません。

 

私の場合仕事用の携帯は、周辺が喧しい時もあったり、

お客様からの電話が取れないと言うことのないように、音が出るようにしています。

 

私の周りもそのような設定をしているようですが、

同じ社用携帯であることもあり、着信音もダブらないように各人がそれぞれ設定していることが多いです。

 

そこでよく聞いてみるとちょっと心配することを発見しました。

 

ある男性は、ちょっとテンポの早いポップ系の着信音にしているのです。

 

またその電話の内容もあまりいいものではなく、部署からのクレームや依頼事項です。

 

本人も最近は電話が鳴るたびに嫌な表情をしていました。

電話の状況やその後に、彼が急いで現場に向かう姿を見て、その周辺にいたメンバーも着信があると「ドキッ」としてしまう状態です。

 

それが進んで彼は着信音自身がストレスになってました。

 

 

ところで

 

心理カウンセリングにおいて音楽療法というのがあります。

 

精神的な状況に合わせた音楽を聴くことで、

ストレスを和らげたり、元気にさせたりする治療法です。

 

音楽を聴くことによって、

副交感神経を刺激し、乱れた自律神経を安定化させる効果があると言われています。

 

逆に、心が沈んでいる時や、体の調子が悪い時に、

具体的にはクラッシックの天国と地獄のようなテンポの速い曲を聴いたりすると、

 

気が焦ったり、良い曲でも耳障りな音になってしまうのです。(ただし個人差はあります)

 

彼の電話の着信音はまさにこの状態にあると思えるのです。

 

しかも彼の場合、電話の内容がクレームだったりすると、

着信音=クレーム=不安という図式が

潜在意識にすり込まれ

着信音が鳴るたびに心が重くなってしまっていました。

 

彼には電話に出る前にすぐに出ずに、深呼吸してから出るようにすることと、着信音をもう少しゆっくりなものにしてみることを進めてみました。

 

たまには、心の状態によって、着信の音も変えてみてはいかがですか?