五月病に思う
こんにちは。
サラリーマン心理カウンセラーです。
GWも終わり、仕事も体も本調子ではない方もいらっしゃるかと思います。
GW明けは特に、会社や学校に行きたくないとか、行けない人が増えるようです。
いわゆる五月病などと言われているものですね。
ご存知の通り五月病という病気はないわけで、
四月から働き出したり、進学、進級、クラス替え等、新たな環境にさらされることが多くある中で
それにまだ身体的、精神的に追いつかず、
会社に行きたくないとか、行こうとすると体に変調をきたしてしまうなどの症状が現れることを言うそうです。
よく見てみてください。休み明けに元気のない人。顔色の悪い人。
そんな人が近くにはいませんか?
話しかけてみてください。もしかしたら、あなたの声かけを待っているかもしれません。
まずは話を聞いてあげてください。それだけで心のモヤモヤが消える場合も多くあります。
ここでのポイントは、聞くという事です。
アドバイスは必要ありません。
アドバイスする事で反発されたり、言う通りしたのにと言うことになると逆効果です。
口に出すことで、頭の中では知らず知らずのうちに、色々なことを整理しています。
それがうまく働けば自分で解決策を見つける場合もあります。
そして解決のためには無理をしない。させないことが重要かと思います。
「社会人になって会社へ行きたくないとか恥ずかしいと思わんか!」と言われても本人は、
理由が分からず、「ちょっと無理すれば何とかなるし、今までもなんとかしてみた」
みたいなことで放置しておくと、なかなか改善できないことも多いようです。
解決を焦らず、キチンと向き合うことがその職場や上司の役割であると思うのです。