サラリーマン心理カウンセラーの日記

心理カウンセラーが語る 日々輝きながら働くための処方箋 しんどくなったら、大きく深呼吸してみよう

これから先に起こることをくよくよ心配していませんか?

こんにちは!

サラリーマン心理カウンセラーです。

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夏が過ぎ、もう秋なのに

暑い日が続いていますが、

いかがお過ごしですか?

 

こんな話があります。

 

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ある夏の日、

太陽が結婚するという噂が流れ、

小鳥や小動物たちは大喜びして

お祝いの会を開きました。

しかし、どういうわけかカエルだけは

浮かぬ表情しています。

カエルに訳を聞くとこう言いました。

「浮かれている場合じゃない。

太陽が結婚したら、大変なことになるぞ。

ただでさえこんなに暑いのに、

子供でもできたら、

もっと暑くなるかもしれない。

そうしたら、川が干上がって

みんなカラカラになっちゃう。

俺たちカエルも生きていけなくなる」

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この世の中には、取り越し苦労で

人生をつまらなくしている人が

多々いるように見受けられます。

 

「もしも癌になって死んだらどうしよう」

「リストラにあい、会社をクビになったらどうしよう」

「恋人に嫌われ、振られてしまったらどうしよう」など、

いくら考えても解決しようがない問題で

頭を抱えている人がその典型です。

 

もっと重症の人になると、

「海外に旅行へ行くのが怖い。飛行機落ちたらどうしよう。現地で体を壊したらどうしよう」

「彼女とドライブに出かけて交通事故を起こしたらどうしよう」など、

せっかくの楽しみでさえも、

悪い方へ悪い方へと解釈するようになります。

 

よくリスク回避ということで、

何かことを起こす場合最悪の事態に遭遇した

ケースを予測して、

それなりの対策を考えたり、

用心することに越したことがありますし、

それにこしたことはありません。

 

場合によっては、それこそ最新の注意を

払わなくてはならないこともあります。

しかし、これはいつでも、考えるべき問題、

あるいは考えれば解決する問題であり、

考えるだけ無駄で一銭の得にもならない

取り越し苦労とは意味合いが違うのです。

 

そこで、考えても解決せず何の対処もできない問題については、

なるようにしかならない」ぐらいに

思っておきましょう。

なるようにしかならないのなら、

くよくよしても始まらない。

それなら、「我が身も我心も天に任せてしまおう」位の気持ちでいいのです

 

取り越し苦労したところで、

現状は変わりません。

逆に「恐れるものはあらわれる」

「悪いことをおもえば悪い出来事が起こる」と

いう潜在意識の作用により、

本当に不幸な現象が生じてしまう

恐れだってあります。

そうだとしたら、

潜在意識の作用を逆手にとり、

明るい将来のみを見つめ、

日々楽しく楽観的かつ肯定的に考え、

行動していこうではありませんか。