サラリーマン心理カウンセラーの日記

心理カウンセラーが語る 日々輝きながら働くための処方箋 しんどくなったら、大きく深呼吸してみよう

人生はずっと学習なのです!

こんにちは!

サラリーマン心理カウンセラーです。

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今日は「学習」のお話。

 

「勉強は嫌だー」っていうのはよくある話。

ではなく、「学習」の話です。

 

学習」とは、知識、行動、能力、価値観、

好き嫌いを、新しく獲得したり、

修正すること

特に生理学や心理学においては、

経験によって行動が変容することを

指すと言われます。

 

私たちが、服を着て、日本の文字を

書いているのも、人と会ったら

あいさつするのも、

すべて学習によります。

 

「あー電車に乗り遅れてしまう」と

言いながら駆け足で駅に向かい、

会社に行っていてタイムカードを押すなど

ありとあらゆる行動をしていますね。

どうやっていつの間にこんなに

いろんなことができるようになったのでしょうか。

 

例えば電車に乗り遅れないように走るのは、

走ったら間に合ったという

過去の経験があったんだし、

つまり私たちが日常で行っている

ありとあらゆる事は、そのほとんどが

今までの経験の結果によって

学んだものなのです。

 

このように、人間の多くの部分は、

学習によって作られます。

だから、学習のメカニズムを知ることは、

人間を理解するうえでとても

大切になるのです。

 


それに対して、「生まれつき」の

部分があります。

空腹になったら何かを食べたり、

まばたきをしたりするのは、

生まれつきで、それを「本能」とも言います。

 

動物は、たくさんの本能的な行動を

持っています。

ウミガメの赤ちゃんが海岸から

海へ向かうのも、

クモがクモの巣を張るのも、

生まれつきです。

 

その点人間は、動物に比べると、

生まれつきの部分が小さく、

その後の環境の中で学習した行動が

大きくなります。

 

食べることは本能でも、

こんな料理をこんなお店で

食べたい!なんて思うのは、学習の結果です。

 

 

学習というと良いことだけを学ぶという

イメージがありますが

心理学で言う学習の場合は、

良いことばかりとは限りません。

 

例えば、子供が学習学校休みたい時に

仮病を使って親を騙し、

親をまんまと騙したとします。

子供はそんな親を見て、

「しめた!この手は今度も使える」と思い、

次の日も同じように仮病を使うのも

立派な学習なのです。

 

こんなことを考えると人生ずっと

学習なのですね。

そしてその経験が行動を変えて行くんです。