サラリーマン心理カウンセラーの日記

心理カウンセラーが語る 日々輝きながら働くための処方箋 しんどくなったら、大きく深呼吸してみよう

言い訳してますか? セルフ・ハンディキャップ

こんにちは!

サラリーマン心理カウンセラーです。

 

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以前に、人間の防衛規制と人間関係について

お話ししましたが、今日はその続編です。

 

学生の頃こんなことありませんでしたか?

 

テスト終われば 友達に
全然あかんと 答えとき
相手に優越感 与えておいて
後でショックを 与えるさ

 

これは、「受験生ブルース」という

歌の歌詞ですが、

 

全然勉強してないと言ったり、

体調が悪くてなどと宣言しておけば、

テストの結果が悪くても、

それが都合のいい言い訳になるということで

これは心理学用語で

セルフ・ハンディキャップ」と

言うものです。

 

自分自身にハンディキャップを与えることで、失敗したときや欲求が満たされないときの

ショックをやわらげる、

一種の自我防衛手段です。

 

 

たとえ自覚していなくても、

人間なら誰でもプライドがあります。

 

しかも、そのプライドは自分で思う以上に

高いものなのです。

そして、それが崩れることを

必要以上に恐れます。

 

セルフハンディキャップは、

意識的、無意識的にプライドを守るための

心理的カニズムであり、

人はそれを、日常生活のあらゆる場面で

活用しているのです。

 

「好きになった人が振り向いてくれないのは、自分の容姿が悪いからだ」

 

などと思ったことありませんか?

それも立派なセルフハンディキャップ

言えるのです。

 

なんとなく卑劣な感じがするかもしれませんが

こうすることで、欲求不満を自分で

無意識に解消しており、私たちが

生きていく上で不可欠な作業なのです。