心を失った「言葉」
こんにちは。
サラリーマン心理カウンセラーです。
実は、働いていた事業場が閉鎖するということを
経験しています。
まさかと思ったけど。
最後まで残ると思っていましたがダメでした。
そして希望退職があり、部長や課長クラスで年齢の高い者は、優先して辞めるように言われ、
さらにその部長たちが希望退職者を募り、面談を行うという状況がありました。
そして多くの仲間たちが去っていったのです。
私は辞めるつもりはなかったし、他の事業場への転勤も対応しますという事で
結局は続けて勤務することになりました。
辞めた方が良かったのかそれとも残った方が良かったのか今でもわかりません。
表向きはこんな状況で、それはそれで大変だったのですが、
びっくりしたのは
色々な憶測や噂、あることないことがSNSで流れていたことです。
今で言うとバズってました。
私はそのようないわゆる掲示板はそれまで見たことがなかったのでびっくりすると同時に、
その言葉が胸に刺さるように痛いということを経験しました。
書き込みをした人の中にはそこまで知らないだろうっていうことを本当のように書いているものもありますし、
会社では鎖で縛られていることがネットの中で解放されて嘘や根拠のないことでも本当らしく、
そしてそれが本当のように語られていくということを目にしてしまいました。
これがネットの怖さかとういうことを始めて感じました。
そのことは、
気持ちと言葉が分離して、言葉の上っ面だけが一人歩きすると、
本当の気持ちは正しく伝わらないし、
その心をなくした言葉は簡単に心を傷つけてしまうということを身をもって感じました。
工場閉鎖とか多くの仲間を失うのも嫌ですが、
こんな心のない文字は見たくありませんし、
逆に今自分が情報発信することがありますが、そうならないようにしたいと自戒するところです。