サラリーマン心理カウンセラーの日記

心理カウンセラーが語る 日々輝きながら働くための処方箋 しんどくなったら、大きく深呼吸してみよう

何でも否定言葉から入る女子社員

こんにちは。

サラリーマンカウンセラーです。

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頼みごとをしようとすると、〝できません〝とか〝知りません〝と言ってから話を聞き始める女性社員がいました。

 

彼女は、その仕事についてはにもベテランで自分の仕事は理解しており、問題はないはずなのですが、新たな業務や仕事を依頼しようとすると、そんな態度です。

 

ある日彼女にその話をしてみました。

 

本人と対話すると、決して本心からそのように思っていないのですが、できますと言ってできないと恥ずかしいとか、自分は何もできないから今以上のことを言わないでほしいという気持ちから、一言目にそのような言葉が無意識のうちに出てくることがわかりました。

 

一般に人は安定を求めるものです。

 

家庭の安定、仕事の安定など、波風を立てたり新しいことを始めるのにドキドキしたり、不安にかられるのは嫌です。

 

彼女は、完全に自分を否定し、見下している状況にあります。

 

彼女の場合は、元々これではだめだという気持ちが見られたので、一言だけ「返事をする前に心の中で、1、2と心の中で数えて一呼吸置くことをちょっと実行してみて」と言いました。

 

ある日今までのように新しい仕事を依頼することがありましたが、和かに対応して一言目の否定言葉はありませんでした。

 

彼女の上司に聴くと、今までの業務は更にレベルアップしているし、新たな仕事も進んでやっていると喜んでいただけました。

 

こんなことからスタートなんですね!