サラリーマン心理カウンセラーの日記

心理カウンセラーが語る 日々輝きながら働くための処方箋 しんどくなったら、大きく深呼吸してみよう

心理的な駆け引きに勝つ!?

こんにちは!

サラリーマン心理カウンセラーです。

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今日は野球の話からスタートです。

 

野球の花形はなんといってもピッチャーですが、

それを支える、キャッチャーも忘れてはなりません。

特に名捕手と言われる選手は、

バッターとの心理的な駆け引きが絶妙です。

 

例えば、速球のストレートが苦手な選手が

バッターボックスに入っていたとします。

 

当然、ストレートで責められると

予測するでしょう。

確かに名捕手も苦手なストレートを

考えるでしょうが、いくらストレートが

苦手とは言え、ストレートを

予想しているバッターにそれを投げるのは

どうでしょうか。

相手打者が1番嫌なのは、

予想している苦手なストレートよりも、

むしろ予期せぬ変化球なのです。

その変化球を投げさせるリードをするのが、

名捕手なのです。

 

その根本にあるのは、

あくまでも相手の立場に立った配球です。

また、闇雲に打者を討ち取りたいと考えず、

討ち取るにはどうすればいいかということを

考えているといえます。

 

日常の交渉ごとでも、これを応用して

考えれば、心理的に優位に立てるはずです。

つまり、自分の要求を通すことばかり考えず、

相手の立場に立って、どうすれば相手を

自分のペースに持っていけるかを

考えればいいのです。

 

このように、相手の立場に立って、

どうすれば好結果が出るかということを考えることを

アウトプット思考」と言います。

反対に自分の立場のみ物事を考えることを

インプット思考」と呼びます。

つまり何か交渉事をするときには、相手の立場に立って、

どうすれば相手が喜ぶか、また、

どうすれば相手が嫌がるかを考えることをすれば、

良い結果が得られる可能性が高いわけです。